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『人とつきあう自己表現』
出版社: 福音社 出版日: 10 Feb, 2012 購入

ある講演会で、著者はこう主催者に言われました。「アヤコ先生は幸福の風を運ぶ器でした」。

特にその日だけ自己表現に工夫をしたわけではありません。いつも通りです。人に会ったら少し高めで張りのある声で「こんにちは」と挨拶し、何かしていただいたら心を込めて「ありがとうございます」と笑顔で言う。ただそれだけですが、それを長く続けていくうちに「習慣」となって、血となり肉になって身についていったのです。 「過去と相手は変えられない。でも過去の解釈と自分は変えられる」と言われますが、自分の改善点が見つかったら「ヨシキタ!」と飛びついて直し、過去の辛い出来事の解釈も「これも勉強、あれも勉強」と良い方向へ解釈し直す。

そんな著者の生き方をあなあたも自分のものとしてみませんか。

昨今、自己表現力の不足が、引きこもり、孤独死、言葉による「いじめ」などたくさんの社会問題を引き起こしています。自分の思いを人にきちんと伝えることができたら、どんなにいいでしょう。相手の思いもしっかりと受け止め、より良い人づきあいができたらなんとすばらしい人間関係が築けることでしょう。

本書には、自分の思いを人に伝え、前向きに、楽しく、のびのびと生きていくために、どんな自己表現をしたら良いかが書かれています。自分が心で思っている感情を素直に誰かに伝えて、コニュニケーションのキャッチボールを円滑に続けていくには、どんな工夫が必要なのかも書かれています。どうぞあなたも本書を通して自己表現を磨き、誰からも愛される人になってください。

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